ベランダや屋上の床をふと見たとき、表面がポコポコと膨らんでいるのを見つけて、驚かれた方も多いのではないでしょうか。ウレタン防水は継ぎ目のない美しい仕上がりが特徴ですが、年月が経つとこうした「膨れ」が発生することがあります。見た目が悪いだけでなく、踏むとブカブカした感触があるため「すぐに破れてしまうのではないか」と不安になるものです。
実は、この膨れは防水層の下に閉じ込められた湿気が原因であることがほとんどです。適切な処置をせず放置してしまうと、防水機能が低下し、最終的には大切な住まいを傷める雨漏りへとつながってしまいます。まずはその正体と、プロがどのように解決するのかを正しく知ることから始めましょう。
【目次】
- なぜウレタン防水は膨らむ?ポコポコの正体と「空気抜き」が必要な理由
- 「脱気工法」で解決。膨れを防ぐための空気抜き(脱気筒)の仕組みとは?
- 針で刺すのは逆効果?やってはいけない間違った補修とプロの判断基準
- 防水のプロが揃うオーエス技研。現場に合わせた最適な「脱気」を提案します
- まずは無料診断を。建物の寿命を延ばすウレタン防水のメンテナンス
■なぜウレタン防水は膨らむ?ポコポコの正体と「空気抜き」が必要な理由
ウレタン防水に膨れができる最大の原因は、防水層の下にある下地(コンクリートなど)に含まれた「水分」です。ウレタン防水材は液体を塗って固めるため、非常に高い気密性を誇りますが、それが裏目に出ることがあります。下地に含まれた水分が太陽の熱で温められて水蒸気になった際、逃げ場を失って防水層を内側から押し上げてしまうのです。
・下地が完全に乾ききっていないケース
新築時や前回の改修時に下地の乾燥が不十分だった場合、残った水分が時間の経過とともに蒸発しようとして膨れを引き起こします。特に雨上がり直後の施工や、冬場の湿気が抜けにくい時期の工事では注意が必要です。
・経年劣化によるわずかな隙間からの浸入
長年の使用で防水層に目に見えないほどの微細な亀裂が入ると、そこから雨水がじわじわと下地に染み込みます。その水が再び蒸発しようとする力が、大きな膨れとなって表面に現れるのです。
・空気抜きの仕組みが不足している
一般的なウレタン防水には、下地の湿気を逃がすための「空気抜き」のルートがありません。そのため、少しでも水分が入り込むとすぐに膨れとして症状が出てしまいます。この問題を根本から解決するために必要なのが、プロが行う「脱気(だっき)」という考え方です。
■「脱気工法」で解決。膨れを防ぐための空気抜き(脱気筒)の仕組みとは?
ウレタン防水の膨れを再発させないための最も効果的な手段が「脱気工法(通気緩衝工法)」です。これは単に防水材を塗るのではなく、湿気を逃がすための専用のシートと装置を組み合わせて施工する方法です。
・湿気の通り道を作る「通気緩衝シート」
下地の上に、あえて湿気が通り抜けられるような隙間(溝)を持った特殊なシートを貼り付けます。これにより、下地から発生した水蒸気は防水層に閉じ込められることなく、シートの中を自由に移動できるようになります。
・蒸気を外へ逃がす煙突「脱気筒」
シートの中を移動した水蒸気を、最終的に建物の外へと排出するための装置が「脱気筒(だっきとう)」です。屋上やベランダに設置された小さな煙突のようなものを見たことがあるかもしれません。これが空気抜きの役割を果たし、防水層が膨らむのを未然に防いでくれます。
・密着工法との違い
安価な「密着工法」は下地に直接ウレタンを塗るため、膨れのリスクが常に付きまといます。一方で脱気工法は、初期費用こそ少し高くなりますが、膨れによる破断や雨漏りのリスクを劇的に抑えることができるため、プロの現場では長期的なメンテナンスコストを考えた際に強く推奨される工法です。
■針で刺すのは逆効果?やってはいけない間違った補修とプロの判断基準
ウレタン防水の膨れを見つけると、つい「針やカッターで刺して空気を抜けば元に戻るのでは?」と考えてしまいがちですが、これは絶対に避けていただきたいNG行動です。一時的に膨らみが収まったように見えても、建物の健康状態を悪化させる原因になります。
・素人判断での穴あけが「雨漏りの入り口」になる
防水層に自分で穴を開けるということは、自ら雨漏りの原因を作るのと同じです。抜けたのは空気だけではなく、その穴から雨水が防水層の下に入り込むようになります。一度入り込んだ水は、ウレタンの下でさらに広がり、下地を腐食させたり、下の階への雨漏りを引き起こしたりします。ネット上の「DIYで直せる」という情報を鵜呑みにしてしまうと、結果的に高額な全面改修が必要になることも珍しくありません。
・プロが教える「経過観察」と「即補修」の境界線
膨れが数センチ程度の小さなもので、表面が破れていない場合は、すぐに雨漏りするわけではありません。しかし、足で踏んで「ベコベコ」と大きく動くような状態や、膨れが複数箇所に増えている場合は、下地の水分が限界を超えているサインです。プロは、その膨れが「単なる施工時の空気残り」なのか、「下地からの湿気」なのかを判断し、部分的な切開補修で済ませるか、脱気工法による全面的なやり直しが必要かを見極めます。
■防水のプロが揃うオーエス技研。現場に合わせた最適な「脱気」を提案します
ウレタン防水の膨れに悩まされることなく、長く建物を守るためには、現場の状況を正確に把握する目が必要です。小平市のオーエス技研では、防水のスペシャリストとして、一つひとつの現場に最適な「空気抜き」の対策をご提案しています。
・自社職人だからこそできる「妥協のない下地処理」
ウレタン防水の寿命を左右するのは、実は表面の塗りではなく、その下の「下地処理」です。オーエス技研は外部に丸投げしない自社施工にこだわっており、水分を含んだ下地を丁寧に乾燥させ、最適な通気緩衝シートを敷き詰める作業を徹底しています。職人一人ひとりが「自分の家ならどう直すか」という視点で作業にあたるため、再発リスクを最小限に抑えた高品質な施工が可能です。
・地域密着のスピード対応と確かな実績
東京・埼玉・神奈川・千葉の広いエリアで、マンションの屋上から戸建てのベランダまで、数多くのウレタン防水を手がけてきました。地域密着だからこそ、急な膨れや不安な点があればすぐにご相談いただける体制を整えています。「工事をして終わり」ではなく、数年後、数十年後も安心してお過ごしいただけるよう、確かな技術と責任を持って対応いたします。
■まずは無料診断を。建物の寿命を延ばすウレタン防水のメンテナンス
ウレタン防水の膨れは、いわば建物からの「メンテナンス時期」を知らせる通知です。早めに適切な対処をすれば、部分的な補修やトップコートの塗り替えだけで済むことも多く、トータルの維持費を大幅に抑えることができます。
・専門家による「無料の現地調査」をご活用ください
「うちのベランダの膨れは大丈夫かな?」と少しでも不安を感じたら、まずは当社の無料診断をご活用ください。プロが実際に現場を確認し、膨れの原因を特定した上で、今すぐ直すべきか、まだ様子を見て大丈夫か、正直にお伝えいたします。お見積もりを提示した後に、しつこい営業をすることもございませんので、安心してお問い合わせください。
・大切な住まいを雨漏りから守るために
雨漏りが起きてからでは、柱や梁の腐食が進み、修理費用が膨大になってしまいます。防水層が健やかな状態を保てるよう、私たちは技術と誠実さをもってサポートいたします。小平市周辺で防水工事をお考えなら、ぜひオーエス技研へ。あなたの大切な建物を、プロの技で守り抜きます。

